ダイジェスト版が完成しました。
主人公の5名のみなさんの撮影を通じて、撮影者の家子自身がどれだけ元気づけられたか。仕事でヘロヘロになったときも、この撮影があると、帰り道にはいつも気持ちが高まっていました。それは 「あー、同い年が頑張ってる。自分も立ち止まってる場合じゃない」という気持ち。
どんなに他人でも一瞬で距離が縮む、同い年への特別な気持ち。これって何なんでしょうね。初対面の人に「あっ、同い年ですね!」という時の親近感であったり、活躍している有名人が同い年と知ったときの、少しヤラレタ感。同い年だからこそわき上がる 感情。これはなにも、1981年生まれに限った話ではないと思います。
1970年代後半から1990年代生まれの生き方が、10年後の社会をつくる
今回スポットをあてた1981年生まれは、ジェネレーションY(Y世代)やミレニアル世代とよばれる世代に属しています。その特徴をWikipediaでは下記のように表現されています。
"幼少期からデジタル化された生活に慣れ親しみ、ほとんどの人が日常的にインターネットを使いこなしているため、それまでの世代とは価値観やライフスタイルなどに隔たりがあるとされる。(出典:Wikipedia)"
いま社会の基盤は団塊世代がつくりました。その基盤の上で主導権を握り、権限を持ち第一線で活躍しているのは40代。いまの30代が社会での発言力を増してくる10年後。その10年後はどんな社会になっているのか?そのヒントが、まだまだ発言力は大きくないけど自分たちなりの生き方の正解を模索する今の、この世代の姿にあるのではないかと考えています。
今回、取材をしている5名は、組織に属さず個人で立って仕事をつくっている人たちです。これは撮影者である私自身の興味から選んだもので、当然偏っており、この世代を代表する姿ではありません。 でも主人公たちには「わけもなく惹かれる」ものがある。それは、正解のない中で、それでも自分なりの人生を見つけようと前向きにもがいているからだと思うのです。社会に自分なりの爪痕を残したい。でもうまくいったりいかなかったり。そうやって少しずつ自分の後ろに道が出来ていく姿に、人は励まされるのだと思うのです。
…前置きが長くなりました。
ダイジェスト版、ぜひご覧ください。
本編は、2015年春からweb上で無料公開して参ります。またこちらのサイトでお知らせいたしますね。
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